お金がないから金融公庫に融資の申込みをしました

こんにちは、イケです!

ボクの業種は創業時に設備投資などがほとんど必要なく、ほぼ0円で創業したので、今まで銀行などから融資を受けたことはありませんでした。
ただ、事業開始から3年を越えた今、売上は上がるものの、それにともなって外注費や人件費・設備投資などがかさみ、生活費や住宅ローンとのやりくりを考えると事業資金が厳しくなってきました。資金のやりくりが破綻しかけてきたのです。

そこで、どこからか融資を受けられないかと思い、今回は金利も低く抑え、猶予期間がある日本政策金融公庫に申請をしました。
今回は、相談から申請までをレポートします。

申請した筆者の状況

相談するときの筆者の状況はこんな感じ。

  • 住宅ローンあり(残額3000万ぐらい。毎月10万ぐらいの返済)
  • 奨学金返済中(毎月15,000円ぐらい)
  • 売上は生活費の事も考えると諸々含めて毎月最低45万必要
  • 相談する前月の売上は32万・・・
  • 前年の事業所得は約350万

だいたいこんな感じです。

借金は住宅ローンと奨学金のみ。消費者金融とかでつまんだものはありません。
ただ、こういった公的な融資は初めてなので、完済経験といった社会的信用はできてないです。

初めての融資相談は割と緊張した

「事業やってたら借金ぐらいどうってことない」とは知り合いの社長さんのお言葉ですが、ぼくは個人事業主と言ってもまだまだ一般ピーポー。
「できれば借金なんて1円もしたくない!」と思っていたので、融資を受ける決心はそうとうな覚悟がありました。
でも、とにかくお金を確保しなければ、来月の人件費が払えないという状況だったので、背に腹は代えられない思いで、勇気を振り絞って相談窓口に電話。

ぼくが電話したところはここの「事業資金相談ダイヤル」。
個人事業主みたいな小規模企業の場合、平日の19時まで受け付けてくれます。

融資の種類がいっぱいあってどれを申し込んでいいかわからなかったので、とりあえず電話してみました。

窓口の担当は超親切

「お金に困っている」という、こちらの境遇をある程度理解してくれているからか、電話先の担当者の語り口はめちゃめちゃ優しかった。
それだけでお金に困っているボクの心は癒やされました。
親切だけじゃなくて、なぜお金が必要なのか。今どういう状況なのか。など、こちらの都合をヒアリングして、それならこの融資が対象になるので・・・みたいな感じで、すごく丁寧に案内してくれます。もうホント癒し。

近隣の支所を紹介してくれた

その後、仕事場に近い支店を紹介してくれます。
事前にボクから問い合わせがあった旨をその支店の担当者さんに伝えておいてくれるみたいで、こっからはほんとにスムーズでした。

申込みに必要な書類を教えてもらって、電話は終了。
初めての融資に向かって、一歩を踏み出しました。

融資の申し込みに必要な書類

申し込みの段階で必要な書類は以下。

  • 申告決算書(直近の2期分)
  • 確定申告書(直近の2期分)
  • 企業概要書(ここからダウンロードできました)
  • 借入申込書(同じくここからダウンロード

ボクはすでに2回確定申告をしていたので、これでOKとのこと。
これから事業を始める場合は創業計画書など、追加で必要かもしれません。

また、設備投資の資金のために融資を受けたい(PC購入費とか)場合、見積書が必要のようです。
ボクの場合は運転資金として融資をお願いしたので必要ありませんでした。

いざ、融資の申し込みへ

必要書類を揃えて、電話で教えてもらった日本政策金融公庫の支店窓口へ。
ボクが利用したのは名古屋中支店。伏見駅のすぐ近くの大きなビルです。

1Fと2Fに受付があるんですが、1Fは返済の窓口のようで、これから借りる人の申し込みは2Fとのこと。
受付は相談窓口が何個かあって、その後ろに待ち合い椅子が並んでます。ホントに銀行みたいな感じ。

一応受付番号のカードがあるんですが、平日は空いてるようで、すぐに案内してくれます。

窓口のスタッフさんもやっぱ親切

相談窓口の電話口と同じように、受付の人もめちゃ親切。
日本政策金融公庫の接客サービス最高。

まずは必要書類を提出するだけ

待ち合いスペースに人はいなくて空いていたので、すぐに担当の方と話せました。
事前に電話で相談していたことがキチンと伝わっていたのでとてもスムーズ。ホントに日本政策金融公庫の接客サービス最高。

必要な書類に不備はなく、免許証などで身分証明ができれば、その後は面談の日時設定に入ります。
ちなみに、申込みから実際に融資を受けられるまで、一ヶ月は見ておいたほうが良いとのこと。
面談についてのレポートは次回に。

日本政策金融公庫は、イメージと違ってみんな優しいし親切

初めて日本政策金融公庫とコンタクトをとって一番に感じたことは、みんなすげえ親切だということです。これはボクにとってデカかった。

事業を続けられない・・・仕事をしてくれてる従業員を切らなきゃいけない・・・。
お金がないことで、夜も眠れずに悩んでいたボクに、お金を貸してくれる(かもしれない)人たちがあんまり優しいので、とても癒やされました。ホント涙がでるくらい。

もうひとつ感じたことは、案外手続きがめんどくさくないこと。
お金を借りるってやっぱり大変なことなので、よっぽど書類を準備しなきゃいけないとか、その準備にめちゃめちゃ時間が掛かるとか、色々大変なイメージが有りました。
ましてや日本政策金融公庫の場合、国からお金を借りることになるので・・・。

でも実際はそんなことはありませんでしたね。
必要な書類の記入も、ホームページからダウンロードして印刷。
記入なんてどんなに時間かけても1時間はかからない程度のものです。気になったらダウンロードしてみて下さい。

次回は融資のための審査材料となる面談についてレポートしたいと思います。
ながながと読んでいただきありがとうございました!

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