お金がないから泣きながらSR400売ってみた・・・

こんにちは、イケです!

お金がない個人事業主なら分かると思いますが、「どうしてもすぐにお金が欲しい!」ということがあります。
そんなとき、身の回りに何かお金に変えられるものは無いかと、ついつい考えちゃいます。

事業を続けるには、どれだけ大切なモノでも泣く泣く売ってしまうしか無いんや・・・。お金がないってツライっすね・・・。

今回は、月末に向けてホントにお金に困ってたんで、会社員時代に買ったバイク(ヤマハのSR400)を査定してもらうことにしました。
実際にどんなもんだったかをレポートします。

まずは某大手中古バイク取扱店に電話

月末の諸々の支払いをどうしようか困ってた僕は、ふと、「僕のSR400ってどんなもんで売れるんやろ?」と思い、2秒後には大手中古バイク取扱店に電話してました。

ボク「あのーバイク売りたいんですけど・・・」
某大手中古バイク取扱店オペレーター「はい、車種は分かりますか?」
ボク「SRの400っす」
某大手中古バイク取扱店オペレーター「年式は分かりますか?」
ボク「2001年ですね」
某大手中古バイク取扱店オペレーター「カスタム状況はいかがですか?」
ボク「マフラーとウインカーぐらいで、あとは純正っす」
某大手中古バイク取扱店オペレーター「走行距離は分かりますか?」
ボク「3万kmぐらいっすね」
某大手中古バイク取扱店オペレーター「ありがとうございます!査定額の概算をお調べしますので少々お待ち下さい!」

オペレーターの方は女性で、喋りもめっちゃ丁寧でハキハキ。
さすが某大手中古バイク取扱店やなあ、と思っていた5秒後、

某大手中古バイク取扱店オペレーター「お待たせいたしました!」
ボク「(待ってないけど)はい」
某大手中古バイク取扱店オペレーター「おおよその査定額ですが、上限が18万9000円になります!」
ボク「18万9000円!?マジっすか!!?

某大手中古バイク取扱店オペレーター「はい!これからバイクシーズンですし、人気車種なので査定はアップしている時期ですね!」
ボク「ほうほうなるほど・・・」
某大手中古バイク取扱店オペレーター「いかがでしょう?もしよろしければ実際にお伺いして詳細な査定を」
ボク「(食い気味で)ぜひ!

こんな感じで、そのあとは住所や電話番号、名前などの個人情報を伝えて、「では3日後にお伺いします!」とのこと。

バイクって高く売れるんやなあ・・・

この時のボクの気持ちはこんな感じでした。
ボクのSR400は購入時35万円。
まあ、10万ぐらいに慣ればいいかな、と思っていたので、概算の査定額は嬉しい誤算でした。

まさか18万9000円とは。

その日の夜は肉を食べてちょい贅沢し、なんだか急に財布に余裕ができた気がして超安眠。

3日後、運命の査定の日

査定当日、約束の時間1時間前に電話が。

ボク「はい」
某大手中古バイク取扱店担当者「もしもし、某大手中古バイク取扱店の査定担当のものですが!」
ボク「あーどうも!お世話になります!」
某大手中古バイク取扱店担当者「まだちょっと早いんですが、もう2,3分で着きそうなんで早く始められたらと思いまして!」
ボク「いいっすよ!」

お金がないボクからしたら、1時間も早く18万9000円が手に入るなんて願ったり叶ったり。
予定より1時間早く査定が始まりました。

査定開始後は、まず必要書類や古物商のうんたらかんたらなど、事務的な説明。
この時ボクの頭の中は、「そんなこと良いから早く18万9000円!」と、18万9000円でいっぱいでした。

んで、査定スタート。
色々バイク周りを凝視。これでもかってぐらい見る見る。
前日にピッカピカに磨いたボクは何の不安も無く、「18万9000円はよ」と思いながらバイクを凝視する担当のおじさんを凝視。

10分ぐらいバイクを凝視されたあと、「はい、ありがとうございまーす」と某大手中古バイク取扱店担当者。
「はい、んじゃ18万9000円」と脳内で請求しつつ、「どうですかねえ」と謙虚に返事をするボク。

「もう少々お待ち下さいね」とのことで、なにやら某大手中古バイク取扱店の本社らしきところに電話をかけ始めます。

「結構時間かかるなあ」と思いながらも18万9000円のために辛抱強く待ってました。

さて、実際の査定額は

5分程度して、やっと某大手中古バイク取扱店担当者のおじさんの電話が終わりました。
「おまたせしました~」とおじさん。
さあ、18万9000円はよ!とはやる気持ちを抑えつつ、「いえいえ」と丁寧に返します。

「査定金額なんですが・・・ちょっと年式も古いですし、走行距離もそこそこなんで・・・」

え?なんか雲行き怪しくない?
もしかして18万8000円にダウンかな?なんて余裕こいてたら、

「2万5000円でギリギリかと・・・」

・・・

・・・

・・・は?

 

思いもよらぬの低額査定

2万5000円・・・。
あのねーちゃんが言ってた18万9000円ってなんだったんや・・・。

そこからは鬼の交渉。
家電揃えるときとか、車買うときとか、ボクは「安く買う」ための交渉が大好きですが、高く買ってもらうための交渉は初めてでした。

1時間粘った結果、最終的にはなんと7万円まで頑張ってくれました。
ありがとね、おじさん・・・。

その後は事務手続き。
7万円がボクの口座に入ってくるのは、だいたい2週間後ぐらいとのこと。

オペレーターの査定はめちゃめちゃ理想の額です

これからバイクを売ろうと思っている人、オペレーターの査定額はほんっとに理想の金額かと思われます。
変に期待せずに、実際の実物を見てもらってからの査定までは、「100円で売れればいっか!テヘペロ」ぐらいにしときましょう・・・。

2万5000円って言われた時はショックで固まりましたが、バイクに詳しい知人によると「年式古いSRならそんなもん」とのこと。
まあ、SR400って人気車種で誰でも乗ってるしどこでも売ってる。
時間が経てば価値が上がるようなバイクじゃないし、よくよく考えればそりゃそーなんです。
でもオペレーターが18万9000円とか言うからさあ・・・泣

うーむ、厳しい世の中っすね。

某大手中古バイク取扱店の対応はすごく良かったです

1度目の査定額25000円にはショックでしたけど、スタッフさんの対応はすこぶる良かったです。
ボクは割とサービス業のスタッフに厳しいお客さんだと思いますが、誠実に対応してくれました。最後は頑張ってくれたし。

ともかく、個人事業主にとってお金ってホント不安定。
ボクみたいに月末ピンチのフリーランスの方で、バイク持ちの方、一度検討してみてもいいかもしれません。

ながながと読んでいただきありがとうございました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です